自動車保険の保険料を節約するポイントは
- ダイレクト系保険への乗り換え
- 補償の重複の確認
- いらない特約の削除
この3つが重要になります。
下の記事で解説してますので参考にしてください↓

今回は、もっと具体的に「ソニー損保の場合」で考えていきたいと思います!
加入や、見直しを検討中の方、是非参考にしてみてください☺
ソニー損保の保険料を節約したい人向け、いらない特約一覧
保険料を安くするために、外しても問題なさそうな特約を優先順位の高い順に紹介します!
- 車内身の回り品特約
- 事故時レンタカー費用特約
- 搭乗者傷害保険
- おりても特約
- 弁護士特約
- 個人賠償特約
①車内身の回り品特約
現金や貴金属は補償対象にならないので、必要性が低い
車内身の回り品特約は保険料を節約するなら、まっさきに外すことをおすすめする特約です。
この特約は、その名の通り、車内に積んでいる私物が破損したり、盗難されたりした場合にその損害を補償してくれるものになります。
が!
現金や貴金属は補償の対象にならないという、一番補償してもらいたいものを補償してもらえないという悲しき特約…😂
さらに支払いの際に自己負担金5,000円があります。
つまり損害が5,000円以上にならないと支払いを受けることが出来ないということ!
なんだそれ!この特約必要あります?
そもそも節約したいと思ってるなら、高価なものを車に載せるのやめましょう~!という話です。
車内に私物がなければ、必然的にこの特約は不要になりますからね☺
ちなみに私の経験上、この特約を使用して保険金請求されるものとしては、車に積みっぱなしのゴルフバッグやポータブルのカーナビの盗難被害の申告が多かったです。
上記のものは車上荒らしでしょっちゅう狙われています。
確かにゴルフバッグやらポータブルのカーナビは高価なので、日常的にそれらのものを車に積んでいる場合は、身の回り品特約はあると安心な特約ですが、特にそういったものを積む機会がない場合は必要ないと思います。
②事故時レンタカー費用特約
保険会社の提携修理工場で修理すれば、修理期間中の代車は無料で借りられる!
事故時レンタカー費用特約とは、事故を起こして車を修理に出している間、代車としてレンタカーを借りたら、その実費が支払われるものです。
※2023年1月1日始期の契約については代替の交通手段の費用も補償されるようになったそうです。(ソニー損保HP参照)
ですが、ソニー損保の提携修理工場(スマイル工房)で修理をすれば修理期間中の代車は無料で貸してもらえます。
レンタカーを借りる必要がないなら特約も必要なくなりますね!
ちなみに、ソニー損保の提携修理工場で修理した場合、無料代車以外にも以下のようなメリットがあります。
- 修理費の割引
- 修理箇所の永久保証
- 車の引き取り・納車が無料
- 車の洗車サービス(納車時)
節約を考えているなら、提携工場は利用しない手はないですよ~!
③搭乗者傷害保険
搭乗者傷害保険より人身傷害保険の方が重要!!
搭乗者傷害保険、すみませんこれだけ特約じゃないですが気にしないでください💦
これも保険料の節約を優先するなら無理してつける補償ではありません。
搭乗者傷害保険とは、契約車両に乗車中の人が怪我したり、死んでしまったりした時に通院日数や、症状に応じて一定の額の保険金が支払われるものです。
一見、大切な補償のように感じるのですが、、、、同じく契約車両の乗車中の人が怪我したり、死亡した場合におりる保険として人身傷害保険というものがあります。
人身傷害保険は、実際に通院した費用や発生した休業損害などをあらかじめ設定額した保険金額を限度に支払ってもらえるものです。
どちらかと言うまでもなく、人身傷害保険の方が大切です!!
搭乗者傷害保険は、いわば人身傷害保険のおまけのような位置づけ!
どちらかというと、ケガに対して出来る限り補償を手厚くしたい!と思う人が加入するものなので、節約重視で最低限の補償でいいと考えるなら搭乗者傷害保険は外してしまいましょう。
④おりても特約
補償の範囲が限定的なので、節約向けの特約ではない
おりても特約は付帯すると以下2つの補償が同時についてきます。
- おりても傷害特約
- おりても身の回り品特約
1つ目はおりても傷害特約。
おりても傷害特約は、契約車両で出かけた先で、転んでケガしたーとか、事故でケガしたーとかのときに、通院、入院、手術などの項目に分けて、日額いくらが支払われるというものです。
上記の通り、おりても傷害特約は契約車両でお出かけした先での事故しか補償されない限定された状況でしか使えないので、どちらかというと補償を手厚くしたい人向けの特約で、保険料を節約したい人が必須とする特約とは言えません。
そして2つめの補償が、おりても身の回り品特約。
さきほど必要のない特約として紹介した「車内身の回り品特約」との違いは、おりても特約の名の通り、車外で発生した身の回り品の損害について補償してくれる特約となります。
例えば、車で出かけた先でビデオカメラ地面に落として壊した…とかそんな時に補償の対象になったりしますが、これも手厚い補償が好きな人向けで、保険料を節約したい人があえてつける特約ではないですよね。
そして、おりても特約のこの微妙な補償2つセットで、年間保険料1万円弱高くなります(※補償を家族型にした場合)。
もし今ソニー損保に加入中で「おりても特約」をつけている方がいたら、これを外すだけで保険料がグッと安くなるのを実感できるはずです。
⑤弁護士特約
弁護士特約は付けるべき、ただし1台だけでOK!
弁護士特約、、
は、外すべき特約ではないです。むしろ付けたほうがいい‼と言いたいおすすめの契約。
けど、ここで敢えて挙げたのは、もし家族で複数台車を所有していてそのどれかに既に弁護士特約が付いている場合は、もうつけなくていいからです!
弁護士特約は、その特約1つで契約者本人とその同居の親族、別居の未婚の子は補償の範囲に入ります!1つ1つの車に付ける必要はありません!
ただ、一つ節約ポイントをあげるとするならば、弁護士特約の補償の範囲
- 自動車事故のみ
- 自動車+日常事故
上記2つの内、「自動車事故のみ」を選択すれば保険料は若干安くなります(1,500円くらい)。
これ、結構悩ましいと思いますが、
参考までに、私の損保社員時代の実務経験から言うと、自動車事故で弁護士特約を使用することはかなりの頻度でありましたが、日常事故で請求依頼があることは数えるほどしかなかったです。けど、全くのゼロではなかった…‼
さらに悩ませてしまいそうですが、とにかくとにかく安くしたい!という人のみ、補償の範囲を狭める選択もアリかと思います☺
⑥個人賠償特約
個賠も1契約でOK!自動車、火災、傷害、単品で補償内容や保険料が変わる可能性あり。比較見積もり推奨!
個人賠償特約。略して個賠。
弁護士特約に引き続き、この個賠も非常に大事な補償です。絶対に付けておくべき補償!
個人賠償特約と聞いてピンと来なくても「自転車保険」と言えば、わかるんじゃないでしょうか。
ちまたで言われている自転車保険とは=個人賠償保険のことです。
自転車で事故を起こしてしまった場合、その事故の相手に対しての賠償はこの個人賠償保険でまかなうことが出来ます。
そんな重要な特約をここで敢えて挙げた理由もまた、弁護士特約と同じく、個賠は家族の誰かのどれかの保険に1つ付いていれば事足りる補償だからです‼
もう他の車に付けてるとか、火災保険についてたような?とか個人賠償責任保険単独で入ってる!とか、もしくは傷害保険についてたりもします。
そんな場合は補償が重複しちゃって意味ないので、1契約だけに付帯するようにすれば他の契約に付帯する必要はありません。
ただ、個賠はどの保険の特約にするかで保険金額やら保険料が変わる時があるんです‼
例えば火災保険に付帯するより自動車保険に付帯した方が安い場合があったり、
支払いの上限額が違っていたり、
複雑です💦
その辺りは、中々個人では判断できないと思うので保険のプロに相談するのがおすすめです☺↓
\どうぞー/
まとめ
- 車内身の回り品特約
- 事故時レンタカー費用特約
- 搭乗者傷害保険
- おりても特約
- 弁護士特約
- 個人賠償特約
ということで、ソニー損保の優先順位の低い特約一覧でした☺
一応、念のため言っておきますが今回の「いらない特約」の意味は、あくまでも保険料を節約したい人向けの提案です!
本当に必要かどうかは個々人で意見が分かれて当然なので、あくまでも契約する際は自己責任で、記事の内容は参考程度に見ていただければと思います☺
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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