お月見ってどんなことするの?
月ってどうして大きくなったり小さくなったりするの?
など、なんでなんで?と色々と聞きたくなってくる
3歳~5歳ごろのお子さんにぴったりの【お月見・月】がテーマの絵本を
下記項目別に8冊紹介します☺
- お月見という行事を知るきっかけになる絵本
- 月がテーマの不思議な絵本
- 月の満ち欠けについて知れる絵本
- 旧暦、月の行事について知れる絵本
秋の夜長に、お子さんの興味にあった絵本を選んで一緒に楽しんでください!
では、紹介していきますー!
お月見という行事を知るきっかけになる絵本
まずはお月見という行事に関心を持ってもらうのにおすすめの絵本を紹介します☺
お月見の行事を絡めた楽しいストーリーで
お月見ってこんなことをするんだなというのが自然と理解できる内容になっています!
>>1歳・2歳・3歳におすすめの絵本15選!読み聞かせにおすすめの絵本を年齢別にランキング紹介!
14匹のおつきみ
「14ひきのおつきみ」のあらすじ
おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、そして10ひきのきょうだい。
ぜんぶで14ひきのねずみかぞくが、おおきな木のうえにおつきみの台をつくっていきます。
おつきみ台の上からはいろいろなけしきがみえます。
そして、日が暮れてのぼってきたおつきさまにむかって、
14ひきのかぞくは「ありがとう」と手をあわせて感謝します。
1冊目は、「14ひきのおつきみ」です。
14ひきのねずみの家族が、一緒にお月見を楽しむお話です。
ねずみたちがとてもかわいく、また自然の描写や色遣いがとても美しく
読んでいてとても癒される絵本です。
みんなでお団子を食べたり、
お月様に「みのりをありがとう、ひかりをありがとう」と感謝をしたり、
家族で楽しくおしゃべりをしたり…
小さな子でもお月見の夜の雰囲気がすんなりとわかるようになっています☺
14ひきのねずみの家族が登場する絵本は「14ひきのシリーズ」として
他にも多数刊行されていて、どれもほっこりするお話でおすすめです!
おつきみうさぎ
「おつきみうさぎ」のあらすじ
お月見の日、せんせいと園児たちがおつきみで使うすすきをとりにはらっぱにくると
1ぴきの光るうさぎをみつけました。
みんなはうさぎを園に連れて帰ります。
園児たちがお月見の準備を終え、昇ってきたお月様をみるとなんだか変。
お月様にいるはずのうさぎがいないのです…
2冊目は、「おつきみうさぎ」です。
このお話はどこかの保育園(もしくは幼稚園)の園児と先生、
そして不思議なうさぎが登場します。
園児たちがすすきを準備したり、お月見団子を用意したりするのですが、
お話の途中に、本当にお月見団子の作り方が載っているので
絵本を読んだ後、親子で一緒にお団子作りがしたくなっちゃいますよ☺
そして、月にはうさぎが住んでいる…という神話も盛り込まれているので
月とうさぎの結びつきを自然とお子さんに伝えることができる内容になっています✨
園とせんせいが中心のお話なので、
保育園や幼稚園に通い始めたお子さんは親近感を湧きやすくておすすめです!
おつきみおばけ
「おつきみおばけ」のあらすじ
お月見の夜、ちいさなおばけは泣いている迷子のちいさなうさぎちゃんをみつけます。
泣いているうさぎちゃんをなぐさめ、一緒にお月見をしようとさそうおばけですが
お月見団子がないとイヤだ!といって、うさぎちゃんはさらに泣いてしまいます。
やさしいおばけは、泣いているうさぎちゃんのためにお月見団子に化けてやるのですが…
3冊目は、「おつきみおばけ」!
せな けいこさんと言えば、「ねないこだれだ」や「おばけのてんぷら」などなど
愛嬌のあるおばけが登場する絵本がとっても人気の作家さんですね☺
「おつきみおばけ」は、とっても面倒見のいい優しいおばけが出てきます✨
ちいさなおばけが自分よりもさらにちいさなうさぎちゃんのお世話を一生懸命しようとする姿は、
妹や弟のお世話を一生懸命しようとするお兄ちゃんお姉ちゃんたちの姿と重なって
とってもほっこりした気持ちにさせてくれますよ☺
お月見団子やすすきなど、お月見の準備に必要なものも自然と絡められていて
お子さんがお月見行事に興味をもつきっかけとなってくれそうな絵本です!
月がテーマの不思議な絵本
続いては、美しいお月さまが印象的に登場する絵本を紹介します☺
お月さまの神秘的なイメージをユーモアたっぷりに描いている絵本で
どんなお子さんでも楽しく読めるストーリーになっている絵本です!
>>子供に聞かせたい英語の歌!「頭のいい子が育つ英語の歌45選」がおすすめな4つの理由。
つきよのかいじゅう
「つきよのかいじゅう」のあらすじ
湖の近くにテントをはり、10年間かいじゅうが出てくるのを待ち続けたおとこがいました。
ある月夜、ついにかいじゅうがあらわれました。
じょじょに姿を現すかいじゅうの全貌に想像を巡らせるおとこでしたが、
実は、このかいじゅうの正体は…
4冊目、「つきよのかいじゅう」。
この本を初めて読んだ時の衝撃たるや…という内容です。
んなんじゃそりゃっ!!w
と、ひっくり返りそうになります(まじで)。
とにかく、途中から何の話を読んでいるのかもよくわからなくなってくる、
衝撃のオチが待っている、
かいじゅう好きのお子さんも、そうでないお子さんも
そして、その親御さんも期待を裏切らないとってもシュールな内容の絵本です!
よくこんな話思いついたな!w
と親子でツッコみながら楽しんでほしいです☺
パパ、お月さまとって!
「パパ、お月さまとって」のあらすじ
手が届きそうなほど近くにお月さまが見えたモニカは、
お月さまとあそんでみたくなり「パパ、お月さまとって」とおねだりしました。
パパは、ながい梯子をもって、高い岩を上り、お月さまが手に届くところまできましたが
お月さまは大きすぎて持って帰ることができません。
そこで、お月さまがちょうどいい大きさになるまで待ってから持ち帰ることにしました。
お月さまが手に入って大喜びのモニカですが…
5冊目は、「パパ、お月さまとって」です。
「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールの絵本です!
独特のタッチの絵とお話だけでなく、仕掛け絵本になっていて
パパがお月さまを取りにいくために使った梯子の長さや、
持ち帰れない大きなお月さまの様子がとっても楽しく表現されています✨
大きなお月さまがだんだんと小さくなっていく様子や、
消えてしまったお月さまが再び現れるなど、月の満ち欠けがわかる絵本にもなっています☺
お話自体は月を手にもって遊んだりと夢があるかわいい内容なのですが
愛する娘のため月まで持って帰ってきてしまうパパの姿は
娘のどんなわがままも聞いちゃうパパの現実の姿を見ているようでクスッとしてしまいました☺
娘大好きなパパにぜひ読み聞かせしてあげてほしいなと思う一冊です!
月の満ち欠けについて知れる絵本
なんでお月さまはついてくるの?
なんでお月さまは毎日形がかわるの?
子供のころ誰でも一度は疑問に思ったことを、楽しく学べる絵本を紹介します!
難しい書き方ではなくあくまでも絵本としてストーリーを楽しみながら学べる内容になっているので小さなお子さんにもおすすめです!
>>【いいタッチわるいタッチ】3歳の娘にそろそろ性の大切さを教えようと思う。
おつきさまがたいへんだ
「おつきさまがたいへんだ」のあらすじ
知ったかぶりのあらいぐまのオルドリン。
ある日、森の仲間から
「おつきさまのかたちがかわってるよ どうして?」と聞かれますが、わかりません。
どうやらクマたちは答えを知っているようですが、
何でも知っていることが自慢のオルドリンは「知らない」とは言えず、
森の仲間たちと一緒に調べることにしたのですが‥‥
6冊目は、「おつきさまがたいへんだ」です。
あらいぐまオルドリンが、月の満ち欠けについて調べていくお話です。
オルドリンの知ったかぶりのプライドの高さがなんともあきれて笑えてしまうのですが
なんだか憎めないキャラ☺
単なる動物たちのお話だけではなく、新月や満月などのワードも出てきて
より具体的に月の満ち欠けについて知ることができるお話になっています!
たくさんの星や、星座や大きな天体望遠鏡なども出てくるので
お子さんが宇宙や星に興味をもってもらうのにおすすめの一冊です☺
ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?
「ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?」のあらすじ
ツキノワ3兄弟が図書館からの帰り道、
ずっと自分たちにお月さまが付いてくるのがなぜなのか?を考え始めます…
ぼくたちのことが好きだから?
帰り道が一緒だから?
それとも…??
7冊目は、「ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?」です。
なんで月っていっつもついてくるんかな?
って、子供のころ一度は不思議に思ったことがあるんじゃないでしょうか?
そんな疑問を科学的に、でも小さな子にもわかりやすく易しく解説してくれます☺
仕掛けを使って実際に月と地球の距離を体感したり
わかりやすい例えで月と地球の大きさを表したり
親の私たちが即答できないようなこともわかりやすく表現されています。
3、4歳ごろのお子さんだと、まだすべて理解するのは難しいと思いますが、
ツキノワ3兄弟の会話の中に、
月が付いてくる仕組みがわかるやりとりがちりばめられているので、
お話を楽しんでいるうちに自然と知識もつけてくれるそんな絵本です!
旧暦、月の行事について知ることができる絵本
さらに、お月さまのことを詳しく知りたいお子さんや、
お子さんからの質問にきちんと答えられるようになりたい親御さんどちらにもおすすめの絵本を紹介します☺
分かり易い絵と文でお月さまに対しての興味や理解を深めてくれます。
>>ひらがな学習アプリ【たのしい!ひらがな】がおすすめ。3歳児が気づいたらひらがなほとんど覚えてた。
お月さまのこよみ絵本
最後は、「お月さまのこよみ絵本」です。
この絵本は、1つのストーリーになっているわけではなく、
日本で長く使われてきた月の満ち欠けで日付を知る「旧暦」と、
旧暦がもとになっている年中行事について分かり易く書かれている絵本です。
色々なことが理解できるようになってくる小学生くらいが対象の絵本ですが、
お子さんが小さいころから本棚に入れて、少しづつ読み聞かせするのもおすすめです✨
子供だけでなく、大人でも「知らなかった!」「なるほど」と思える内容です。
「お正月」や「ひなまつり」「端午の節句」「七夕」など
日頃当たり前のように行っている行事に、実はこんな意味が込められていたんだ、と
感動し、毎日お月さまを眺めるのが楽しくなる一冊です☺
まとめ
お月見・月がテーマの絵本8選まとめ
いつも当たり前のように見ているお月さまをより身近に感じることができる絵本たちです☺
ぜひお子さんと一緒にお月さまを見ながら読み聞かせしてあげてくださいね!
では、最後までお読みいただきありがとうございました!